【幹事必見】オフサイトミーティングを主催する前に知って欲しいメリット・デメリット


目次

  1. はじめに|なぜ今、オフサイトミーティングなのか?
  2. オフサイトミーティングとは?
  3. おすすめの理由・メリットを解説
  4. 注意点・デメリットを解説
  5. オフサイトミーティングにおすすめの会場5選
  6. まとめ|「場所」を変えれば「関係性」が変わる

 

はじめに|なぜ今、オフサイトミーティングなのか?

 

働き方の多様化やリモートワークの普及により、社員同士のコミュニケーションが減少し、チームとしての一体感や信頼関係が希薄になっていると感じる企業が増えています。そんな背景の中、注目されているのが「オフサイトミーティング」です。オフサイトミーティングとは、日常の業務空間を離れた場所で行う会議やワークショップのことで、自然豊かな環境や非日常的な空間に身を置くことで、リラックスした雰囲気の中で率直な意見交換が可能となります。メンバー同士の距離が縮まり、チームとしての関係性が深まることから、チームビルディングの観点でも大きな効果を発揮します。ただの“会議の場所を変える”というだけでなく、信頼と創造性を育む場として、今あらためてオフサイトミーティングが注目されています。

 

オフサイトミーティングとは?

 

オフサイトミーティングとは、日常のオフィスを離れた場所で行う会議やワークショップのことです。自然に囲まれた施設やユニークな会場を活用し、非日常的な空間で業務や対話を行うことで、チームの関係性に大きな変化をもたらします。普段の肩書や上下関係を一度外し、フラットな空気の中で向き合うことで、これまで話せなかった本音が出やすくなり、互いの理解が深まります。また、業務外での行動や会話を通じて、メンバーの個性や価値観に触れることができ、信頼や共感が育まれるのも特長です。このような体験を共有することで、チーム内の壁がなくなり、コミュニケーションが円滑になるなど、日常業務にも良い影響を与えます。単なる会議では得られない、関係性の再構築こそが、オフサイトミーティングの最大の価値です。

 

おすすめの理由・メリットを解説

①心理的安全性の向上

オフサイトミーティングがチームにもたらす大きな効果のひとつが、心理的安全性の向上です。普段のオフィスでは上司の目や組織の空気を気にして発言をためらいがちですが、非日常のリラックスした環境では、そのようなプレッシャーが和らぎ、自然と本音が出やすくなります。立場に関係なく意見を言える場があることで、チーム内の信頼感が高まり、対話の質も深まります。こうした環境を意図的に用意することは、創造的なアイデアを生むうえでも、健全な組織づくりのうえでも非常に重要です。

②チームの信頼関係が深まる

オフサイトミーティングでは、会議だけでなく、移動や食事といった日常業務以外の時間をチームで共有します。こうした共通体験を通じて、普段は見えにくいメンバーの人柄や価値観に触れることができ、互いへの理解や共感が自然と生まれます。また、立場や役職を超えてフラットに過ごすことで、上下関係にとらわれない信頼関係が構築されやすくなります。こうして培われた関係性は、職場に戻った後の連携力やコミュニケーションの質を高め、チームとしての力を一層強くしてくれます。

 

③発想力・創造性の向上

オフサイトミーティングの大きな効果のひとつが、発想力や創造性の向上です。いつもと違う景色や空気、非日常的な空間に身を置くことで、思考の枠が自然と広がり、斬新なアイデアが生まれやすくなります。特に自然に囲まれた環境やユニークな会場では、脳がリラックス状態になり、柔軟で前向きな発想が引き出されます。日々の業務に追われがちなチームにこそ、場所を変えることで思考を解放し、本質的な課題や新しい価値の創造に集中できる時間と空間が必要です。

 

④モチベーション・エンゲージメントの向上

オフサイトミーティングは、日常を離れた“特別な体験”を通じて、社員同士の心理的な距離を縮める効果があります。業務を離れて交流することで、普段は見えない一面に触れることができ、お互いへの理解や共感が深まります。そうした関係性の変化は、職場での協力体制や対話の質にも良い影響を与えます。また、自然体で意見を言える環境は、組織に対する信頼感や安心感を高め、モチベーションやエンゲージメントの向上にもつながります。人とのつながりを実感できる時間こそが、組織の力を引き出す鍵となります。

 

注意点・デメリットを解説

①コストがかかる

オフサイトミーティングは、会場費、交通費、食事代など通常の社内会議に比べてコストがかかる点が大きな課題です。会場によっては設備使用料やプログラム運営費などの追加費用が発生することもあります。導入を検討する際は、得られる効果とコストのバランスを見極めることが重要です。目的に沿った内容と参加者数を絞るなど、費用対効果を意識した設計が成功のカギとなります。

 

②準備の手間と負担が大きい

オフサイトミーティングは、通常の会議とは異なり、会場選定・交通手配・食事の手配・スケジュール設計など、多岐にわたる準備が必要になります。幹事や企画担当者にとっては、通常業務と並行して進めなければならない負担が大きく、手間と時間を要します。さらに、現地とのやり取りや参加者への情報共有など、細かな調整も発生します。こうした負担を軽減するためには、専門業者の活用やテンプレート化された進行表の利用、チームでの役割分担が有効です。準備段階を効率化することが、成功への第一歩です。

 

③成果が出るとは限らない

オフサイトミーティングは多くのメリットがありますが、実施すれば必ず成果が出るというわけではありません。目的があいまいなまま進めてしまうと、単なる「会議の場所を変えただけ」になってしまい、参加者の満足度も低くなりがちです。大切なのは、誰に何を届けたいのか、どんな変化を期待するのかを事前に明確にし、それに沿ったプログラムや進行を丁寧に設計すること。成果を上げるためには、場所以上に“内容”と“意図”が問われるのです。形式だけに頼らず、効果につながる仕掛けをどう作るかが成功のカギとなります。

 

 

オフサイトミーティングにおすすめの会場5選

 

清澄庭園

東京都|江東区

1979年に東京都の名勝に指定された「清澄庭園」は、泉水・築山・名石を主体とした回遊式林泉庭園。都心とは思えない静けさと美しさが広がるこの場所で、四季折々の風景を楽しみながら、特別なレセプションパーティーやオフサイトミーティングを実施いただけます。
大正記念館では最大150名まで対応可能で、日中にセミナーや会議、閉園後には庭園を貸切にしての懇親会も可能。庭園ガイド付きの散策や芝生スペースでの乾杯など、日本文化と自然に触れる特別な体験もご用意できます。都心で非日常を感じられる空間をお探しの方におすすめの会場です。

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鮒鶴京都鴨川リゾート

京都府|木屋町

明治三年創業、五層楼閣様式の歴史的建築「鮒鶴京都鴨川リゾート」は、京都・鴨川沿いに佇む元老舗料亭旅館。2012年に有形文化財として登録され、和の趣とモダンが融合した空間で、会議から懇親会まで多彩なオフサイト利用が可能です。
春は木屋町の桜、夏は京都名物・川床でのパーティなど、京都ならではの季節感を活かした演出も魅力。最大700名まで収容可能な広々とした空間に、芸舞妓の余興や和洋折衷の料理が彩りを添えます。
目の前には東山三十六峰、足元には鴨川が広がるロケーションで、参加者の心に残る特別な体験を。

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大阪城西の丸庭園 大阪迎賓館

大阪府|大阪城

大阪城西の丸庭園内に佇む「大阪迎賓館」は、APECやG20といった国際会議でも使用されました。格式ある和の建築と、庭園越しに望む大阪城の絶景は、日常の会議では得られない集中力と高揚感を引き出します。
緑に囲まれた静かな環境は、戦略的な会議やチームビルディング、経営層の合宿型ミーティングにも最適。食事や懇親会もそのまま館内で行えるため、会議から交流までを一貫して実施できるのも大きな魅力です。

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大阪市中央公会堂

大阪府|大阪市

ネオルネッサンス様式の美しい外観と、国指定重要文化財としての格式を誇る「大阪市中央公会堂」。1918年の竣工以来、100年以上にわたり大阪の文化と芸術を育んできたこの建築は、オフサイトミーティングや表彰式、大規模カンファレンスの舞台としても最適です。
最大1,000名超の大集会室をはじめ、ステンドグラスが美しい中・小集会室、かつての貴賓室として使われた特別室など、歴史ある空間を用途に応じて組み合わせて使用可能
格式と華やかさを兼ね備えたこの会場での一日は、参加者にとって特別な体験となることでしょう。

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ザ・ヒルサイド神戸

兵庫県|六甲

世界的建築家・安藤忠雄氏によるデザインが光る「ザ・ヒルサイド神戸」は、光と緑が溶け合う静謐でモダンな空間。六甲の自然と調和しながら、建築としての美しさも際立ち、非日常の中で集中力と創造性を引き出すオフサイトミーティングに最適です
一棟貸しが可能で、チームの一体感を高めるワークショップや研修、戦略的な会議にぴったり。ミーティング後は、アート性の高いモダンフレンチで懇親会を楽しむなど、体験価値を高める構成が可能です。
都会の喧騒から離れた静かな環境で、“発想が生まれる場”をお探しの方にこそおすすめの会場です。

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まとめ|「場所」を変えれば「関係性」が変わる

 

ここまでご説明してきたように、社内コミュニケーションの活性化、業務効率の向上、そしてチームの関係性を深めるために、オフサイトミーティングは非常に有効な手段です。特に日常を離れたユニークな空間で行うことで、参加者の意識も自然と前向きになり、深い対話や新たな発想が生まれやすくなります。UNIQUE VENUES OF JAPANでは、歴史的建造物や文化的価値のある特別な会場を活用し、企画から当日の運営までをワンストップでサポート。特別な空間で、特別な時間を創り出すお手伝いをいたします。

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